卒業、進学を控えて子供が作品を持ち帰ることも多い３月。
大量に作品を持ち帰ったのはいいけれど、どうやって保管したらいいだろう？と悩んだことはありませんか？
いつか選別しよう、と思いながら先延ばしにしているうちに作品が押し入れの中で折れ曲がってしまっていた…というのもよくあるケースです。
今回はそんな選別しにくい〝子供の作品〟を整理するコツを片づけのプロがご紹介いたします。
整理収納アドバイザーFujinao（フジナオ）です。
お片付けの相談で多いのが子供の作品をどうしたら良いのか、ということです。
まず、大きなポイントとなるのが「すべての作品を残そうとしない」ということ。
あっという間に大きくなってしまう子供という存在。
その瞬間瞬間に残した作品はとても貴重で尊いものですが、作品や思い出の品を全て残そうとするとあまりにも量が多すぎて逆に乱雑な扱いしかできなくなってしまいます。
それでは、作品を残しておく意味がありません。
手元に残しておく作品は厳選し、気軽に見返すことができる仕組みにした方が子供の作品を長く大切に愛でることができます。
それでは、作品を思う存分楽しみ、厳選する５つの方法をご紹介したいと思います。
①飾って楽しむ
子供の作品は紙などの劣化しやすい素材が多く、長期保管にはあまり向いていません。
また、大きい作品などは保管場所にも悩むところ。
いずれは捨ててしまうしかない作品も一定期間「飾る」ことでしっかりと堪能できますし、色褪せてきたり埃をかぶってきたりすれば処分する時の心の踏ん切りもつきやすくなります。
作品を飾るエリアはしっかりと範囲を決めておくのが散らかりにくくするためのポイントです。
「この棚の上だけ」「壁のここのエリアだけ」と最初から範囲を決めておき、新しい作品が入ってきた時には入れ替え制度を取りましょう。
②写真に撮る
立体作品なども省スペースで思い出として保管することができます。
写真を撮影する時には「作品自体を撮影する」または「作品と子供を一緒に撮影する」という２通りの方法があります。
前者は作品をより鮮明に保管できますし、後者は作成時の子供の様子も一緒に思い出すことができて便利です。
③切り貼りして小さくする
裏に日付や何の絵なのか、ということをメモ書きしておくと見返した時により楽しむことができます。
④思い出BOXを作る
例えば「この缶一つ分だけ残す」「この引き出し一つ分だけ残す」などあらかじめ入れる場所を決めてそこから溢れてきたら見直し時、という決まりにすると保管量や見直し時期の目安ができて便利です。
⑤作品でキーホルダーやポーチを作る
子供が描いた絵をキーホルダーやクッションにしたり、ポーチやハンカチに刺繍したりして普段から愛用できるグッズとして活用するのはいかがでしょうか。
子供の描いた絵を普段から使えるグッズにするとますます愛着が湧きそうですね。
まとめ
また、子供と一緒に作品を選ぶ時間も後になってみれば良い思い出になります。
春休みには少し時間をかけて作品と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
お片付けの参考になれば幸いです。
整理収納アドバイザー
Fujinao
「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。
オフィシャルブログ「片づけの力」
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