部屋が散らかってきているけれど、面倒で片づけをつい後回しにしてしまっている…。
誰にでも、心当たりがある話だと思います。
とはいえ、そのまま散らかりを放置し続けると更に散らかりが増してますますやる気が湧きにくくなってしまいますよね。
今回は「片づけが面倒だな」と思ったら試してみたい〝お片づけスイッチの入れ方〟を幾つがご紹介したいと思います。
お片づけスイッチの入れ方① 人を呼ぶ
家に人を呼ぶ行為には「他人の目に晒される」「締め切りがはっきりと決まる」という２つの大きな効果があります。
古典的な方法ですが、効果は抜群。
今すぐにお片づけスイッチを入れたい人はぜひ来客の予定を立ててみましょう。
お片づけスイッチの入れ方② 部屋の景色をカメラで撮る
部屋が散らかった状態が毎日のことになってしまうとそれが日常の景色になってしまい、
散らかりに鈍感になり、お片づけの必要性を感じなくなったり気力が起きなくなったりしてしまいます。
ですが不思議なことにカメラで撮影してみると普段とは違った視点で部屋の中を俯瞰して見ることができ、「ここが気になる」という場所が何箇所も出てきます。
まずはその気になった場所を片づけようと手を動かすうちに自然とお片づけスイッチが入り、力まずにお片づけをスタートすることができます。
SNSにお部屋の写真を投稿してみるのも効果的です。
人を呼ばなくても「人に見られている」というプレッシャーを作り出すことができます。
お片づけスイッチの入れ方③ ワークで自分の心と向き合ってみる
やり方は簡単。
白い紙を用意して「いつも身近にあるもの」「最近お金を使ったもの」「最近時間を使ったこと」の３つの項目を書き出していきます。
「いつも身近にあるもの」であれば毎日手が触れるようなものを書き出します。
例えばスマホ、手帳、お気に入りのペンとメモ帳、コーヒーメーカー、マグカップ、通勤カバン、定期入れ、イヤホン、エコバッグ、お弁当セット…など。
これで自分が毎日必ず必要な道具が見えてきます。
「最近お金を使ったもの」であれば新しいペン、英会話の本、キャンドルライト、お弁当グッズ、ロボット掃除機など。
最近の買い物の傾向から自分が何に興味を持っていて何に挑戦したいのかを分析してみましょう。
「最近時間を使ったこと」であれば仕事、料理、レジャーや子供の習い事の送迎、仕事の学び、SNSを見る、ドラマを見るなど。
自分の現状が見えてきます。
この３つを書き出して、自分は最近どんなことに興味を持っていて何をしたいと思っているのか、
そして現状はどんな状態なのかを今一度振り返り、部屋を片づけてどんな生活にしていきたいのか目標を立ててみましょう。
例えば「家事の時間を減らすために掃除がしやすい部屋にする」「落ち着いて作業できるデスクコーナーを作る」「家族が自分のことを自分でできるよう分かりやすい収納システムにする」など、具体的な目標が決まると部屋をどうやって変えていけばいいかの道筋が見えてきてお片付けのスイッチを入れることができます。
まとめ
お片づけスイッチの入れ方① 人を呼ぶ
お片づけスイッチの入れ方② 部屋の景色をカメラで撮る
お片づけスイッチの入れ方③ ワークで自分の心と向き合ってみる
お片づけに向き合うのが面倒だな、と感じた時にやってみたい３つのアクションでした。
皆様の暮らしのヒントになれば幸いです。
整理収納アドバイザーFujinao（フジナオ）でした。
整理収納アドバイザー
Fujinao
「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。
オフィシャルブログ「片づけの力」
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