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家具の選び方…リビング・ダイニング

お引越しや新居の完成で新しい家具の購入を考えている方。
家具の買い替えを考えている方。
色々調べてみるものの、なかなか決められないとお悩みではないでしょうか。

家具の選び方にはいくつかのコツがあります。
そのポイントを押さえていけばお好みの家具に出会うまでの道程がぐっと短くなりますよ。

今回のコラムでは、 リビング・ダイニングについて家具選びのコツをお伝えしたいと思います。

リビングの家具の選び方

リビングの広さは各家庭で様々だと思いますが、 まずは「ソファを置くか置かないか」を悩まれる方が多いのではないでしょうか。

くつろぐスペースをどのような家具で作る方法があるのか、 それぞれ詳しく見ていきましょう。


■ソファを置きたい場合



「リビングにソファを置きたい!」
一言でソファと言っても様々なブランドから多種多様なデザインのものが販売されていますよね。

日本は割とコンパクトな住宅が多いので、 あまりにも存在感のあるソファを選んでしまうと、リビングがソファで占領されてしまいます。

ソファを置きたい方は、まず「何人で座りたいか」でサイズを決めると思います。
大きめソファを置きたい場合は、脚の形に注目してみましょう。

◎脚の選び方




上の写真は同じソファですが、脚の有無が異なります。

下の写真のように脚があるタイプの方が、部屋が広く感じませんか?
脚があるタイプの家具を選ぶと、床の見える面積が多くなるため、圧迫感を減らすことができます。


◎色の選び方

色も大切です。






上の3つの写真は張地の色が異なる同じデザインのソファです。
合わせている小物もすべて同じですが、それぞれ印象が異なりますよね。

一番上のベージュのソファは、存在感が薄く感じませんか?
大きめのソファを選んだとしても、周囲の色に馴染む色を選べば窮屈な印象になりません。

真ん中のブラウンのソファは、壁との色の対比は強いですが、他のアイテムも茶系統のものが多めです。
インテリアとしては全体的に調和が取れた、落ち着いた印象となります。
季節毎にクッションを変えるなどして楽しめそうです。

一番下のブルーのソファは、ソファ自体がインテリアのアクセントになっていますね。
ソファに視線が行くため部屋の広さに対する印象が薄れます。
インテリアの主役にしたい!というようなソファに出会えたら、 思い切って大胆な色を選ぶのもよいと思います。

このようにインテリアの中で、 ソファをどのように見せたいかを考えて、色や形を決めることもできます。


◎一人掛けソファのススメ


あまり広くないけれど、どうしてもソファを置きたい!という方には コンパクトな一人掛けソファもおすすめです。



オットマン付きにすれば、一人で足を伸ばして広々と使えます、 オットマンをスツールのように使えば、複数の方が座ったりすることもできますね。

■ソファを置かない場合



ソファ以外にも様々なくつろぎスペースを作る方法があります。

◎寒い季節に最高のくつろぎスペース

ラグの上に小さなテーブルを置けば、快適にくつろげるスペースの完成!


一見普通の円卓ですが…実はこのテーブルはこたつです。

最近のこたつはモダンなデザインも多いので、 お好みのインテリアに合わせて選ぶこともできそうです。

◎アウトドアグッズを活用

キャンプやピクニックをする方は、折り畳み式のアウトドアチェアをリビングに置いてみるアイディアもあります。


お気に入りのチェアを家の中でも外でも使えるなんて、わくわくしますよね。
使わないときはコンパクトに収納できるのも利点です。

ダイニングの家具の選び方



ダイニングの特徴はなんといっても「テーブルがあること」ではないでしょうか。

お子さんが宿題をする場所になっていたり、在宅勤務時にパソコンや資料を広げたり。
食事をする以外にも様々な用途で使われることが多いと思います。

ダイニングの家具は。ダイニングテーブルについて掘り下げていきたいと思います。

◎丸か四角か?

「丸いテーブルか、四角いテーブルか」はお好みで選ぶのが一番です。
自分の目まる指したいインテリアに丸と四角どちらが馴染むかをぜひ考えてみてください。




2つの写真は同じシリーズの丸いテーブルと四角いテーブル。
形が与える印象の違いがよくわかりますね。

一般的に丸いテーブルの方が広い設置スペースが必要と言われますので、 椅子に座った時に周囲に十分なスペースはあるかなど、購入前に十分にシミュレーションすることが大切です。

個人的には色々な使い方をしたいのであれば、四角い机の方が使い勝手がよいのかなと思います。

◎大きさは?

私がおすすめしたいのは、「少し大きめ」のテーブルです。



一人あたりのテーブルの幅は60cm程度と言われています。

3~4人家族の場合、幅160cm~180cm程度のテーブルを選ぶとほどよいゆとりがあり、 宿題や仕事など、複数の人が余裕をもって作業できます。





このような拡張できるタイプのテーブルもおすすめ。
テーブルの中に収納されている天板をはめれば、テーブルの長さを変えることができます。

◎ワゴンは便利



ダイニングテーブルの近くにワゴンを追加すると使い勝手がよくなります。

机の上に載っているものの一時置きスペースにすれば、食事前にさっと片付けることができます。
カトラリーやお手拭きなど食事関係のもの収納スペースにしてもよいですね。

お子さんの学習用品や大人の仕事道具をいれるのもおすすめです。
使う前に自分の椅子の近くに移動させれば、必要なものを取り出すのも楽になります。

◎リビングとダイニングの家具を兼用してみる

ソファを置きたいけど、スペースが足りない・・という方にはダイニングの椅子を「ソファに近い形状」にするアイディアがあります。



ダイニングの椅子を写真のようなしっかりとしたクッションがついたタイプを選んでみてください。
ぱっと見た感じはソファのよう。
テーブルを端に移動させて向きをかえれば、あっという間にソファに変身です。


クッションのついたベンチもソファ代わりにできそうです。



壁にくっつけて置けば、背もたれがない椅子でも安心して座れます。
できれば少し奥行があるタイプのベンチがよいですね。

普段はダイニング用として使っている椅子を、 リビングでくつろぐ用として使うアイディアは様々な可能性がありそうです。

まとめ

リビング・ダイニングの家具の選び方のコツ…

☑ 「自分が欲しい家具」「その場所での使い方」をよく考える
☑ どのように見せたいかに着目し、色や形を選ぶ
☑ 家具をうまく兼用するアイディアを考える

これらのコツを参考に理想の家具探しを見つけてみてください。

一級建築士/ライフオーガナイザー
kiko

一級建築士・ライフオーガナイザーの視点から
インテリアともの選び、暮らしの工夫をご紹介いたします。 instagram

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