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この夏、家族で取り組む!お片づけのコツ

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

結婚して家族の人数が増えると、モノの数も増えて片づけの難易度が増していきますよね。

だからといって散らかりをそのまま放置しておくと生活そのものまで雑になってきて
「なんだかこのままだと心まで荒んでしまいそう」と危機感を抱くこともあるでしょう。

片づけのプロである私の元にも、そんな「家が散らかっているのを何とかしたい」という相談が数多く寄せられています。

ということで、今回はファミリーでお片づけに取り組む時の具体的手順とコツをお伝えしたいと思います。

この夏の家族イベントの一つとしてお片づけに取り組んでみるのはいかがでしょうか?

ステップ① 家族で目標を共有しよう

ファミリーでの片づけを成功させるためにはまず家族で「目標」の共有をしっかりとしましょう。

例えば、お母さんが1人で一生懸命「今月は電気代を◯◯円安くする!」と節電に取り組んでいたとします。

でも、それを知らない子供がTVを見てもいないのに長時間つけっぱなしにしていたら目標は達成されないし、節電に取り組まない姿を見てお母さんはイライラしてしまうかもしれませんね。

この場合、お母さんの思いを知っていたら子供の行動も変わっていたかもしれません。

ですから家族で「こういう目標を達成したいんだ」という共通認識を持つことはとても大切です。

ここは片づけの土台部分となる重要なステップなので、まずは「こんな暮らしにしたい」という明確な未来のイメージを家族で共有することから始めましょう。

ステップ② 収納計画を立てよう

家族で片付けに取り組む、という目標が共有されたら次はお家の収納計画を立てます。

家の中にはリビングやトイレ、お風呂、トイレのように「みんなで共有して使う空間」と個人の部屋や私物置き場のように「個人で使うエリア」の2種類があります。

この2つを明確にマップ分けしていきましょう。

「共有空間」…基本的に個人の私物は置かない。もしくは本当に必要最低限だけ。
「個人エリア」…各個人の好きに使っていい。けれどもそこからはみ出した時には持ち物の量を見直す。

このルールを元に、家の中を「共有空間」と「個人エリア」に仕分けていきましょう。

ステップ③ モノの選別をしよう

お家の収納マップが完成したら実際にモノの選別を始めます。

家はモノを保管するための倉庫ではなくて家族が寛いだり、疲れを癒したり楽しい思い出を作るための空間です。

モノが多く、簡単に手に入れることができるこの時代だからこそ「今、必要なモノ」に集中して残すモノを選別していきましょう。

残すモノが決まったら、②で計画したエリアマップに従ってモノを配置していきます。

ステップ④ 片づけの習慣化を身につけよう

モノの選別が終わり、一旦は片付いてもすぐにリバウンドしてしまう原因。

それは「片づけの習慣化」が身につかないことが原因です。

リビングなどの共有空間は私物持ち込みOKですが、使い終わったら個人エリアに持ち帰る。

これがお家の整理整頓を継続するのに必要な習慣です。

例えば「共有空間」の一つである、学校の教室を思い出してみてください。

日中は私物で溢れかえっていますが、放課後になると私物はロッカーや自宅に持ち帰るので毎日教室の散らかりはリセットされていますよね。

家庭の共有空間であるリビングも教室と同じように、毎日私物を各自のエリアに持ち帰ってリセットすることが大切なのです。

最初は各エリアに片付いた状態の写真を貼っておき「この状態まで戻す」という目標を明確に掲示しておくのも習慣化の手助けにおすすめです。

お家をリセットするのにおすすめなタイミングは「出かける前」と「寝る前」です。

この2つのタイミングでお部屋をリセットしておくと帰宅後や起床後の行動がスムーズになりますし、片付けを溜め込むこともなくなるので片づけの継続がしやすくなります。

まとめ

今回ご紹介した「家族で取り組む片づけの手順」のおさらいです。

ステップ①家族で目標を共有する
ステップ②収納計画を立てる
ステップ③モノの選別をする
ステップ④片づけの習慣化を身につける

この夏、お家にいる時間を活用してぜひ家族でお片づけに取り組んでみてくださいね。

共通の目標に向かって行動することで家族のチームワークもグッと深まりますよ!

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

整理収納アドバイザー
Fujinao

「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。 オフィシャルブログ「片づけの力」

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