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部屋が散らかっていると損してる? 片付けのプロが見た汚部屋の事件簿。

そろそろ部屋を片付けないといけないなぁ、と思いつつなかなか行動に踏み出せないというのはよく聞く話。
今日、明日に部屋を片付けなくては絶対に困る!という理由がない限り、片付けを先延ばしにしてしまう人は多いものです。

でも実は、片付けのプロ目線で言わせていただくと「部屋が散らかっているってとっても損」なこと!
今回は整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)が見た汚部屋事件簿をご紹介したいと思います。
これを読めばきっと、片づけに着手したくなるはずですよ。

散らかっていると損する事4つ

一般的に、部屋が散らかっていると損する、と言われていることは4つあります。

☑時間的損失
探し物や掃除にかかる時間、モノの管理に使う時間、物事に取りかかり始めるまでの時間の損失など

☑経済的損失
モノを無くして買い直す、持っているのを忘れて二重買いしたり腐らせる、モノを所持するために広い部屋が必要、など

☑精神的損失
部屋が片付かないことや人を招くことができない事に後ろめたさを抱えていたり、探し物や準備に時間が取られてミスを招き自己肯定感を損失するなど

☑健康的損失
掃除に時間がかかるので埃が溜まったり、通気性が悪くて部屋にカビが生えるなど、健康への悪影響

いかがでしょうか?
部屋が片付かない、というのは実は一つの問題ではなく人生の広い範囲に影響を及ぼすものなんですよね。

私、整理収納アドバイザーFujinaoも片付けの現場で実際に沢山の「片付かない事による損失」を見てきました。
いくつか、実際に片付け現場で見た汚部屋事件をご紹介したいと思います。

事件簿① 魔の巣窟から出てきた白い鞄の正体

住人の方が「ここは魔の巣窟で…」と紹介してくれた、開かずの押し入れ。

片付けのために全てのモノを全出ししてみると真っ白なビジネスバッグが。

男性用ビジネスバッグで白なんて珍しいですね、とよく見てみるとそのバッグには白カビがびっしり!

なんと、元の黒い色がわからなくなるくらいカビが生えてしまっていたんです。

高級ブランドのビジネスバッグでも、こうなってしまえば買い取り手も現れません。

ちゃんと使ってあげるか適正な手入れをしていればこんな悲しい結末にはならなかったはずです。

事件簿② 徳川埋蔵金伝説?家のあちこちから現金が出てくる家

どちらもエリート企業にお勤めのご夫婦のお部屋は忙しさもあって床の踏み場もない状態。

特に書類と本はベッドルームまで散らかってしまい、まるで紙類の海のようでした。

そんなご夫婦の片づけが始まって驚いたのは、あちこちから現金が入った封筒が発掘されること!

しかも、数万円〜10万円単位のお金が入った封筒です。

何かの書類と一緒にクリアファイルに挟まっていたり、色々な封筒に混じっていたり。

まるで徳川埋蔵金のようにあちこちから見つかる現金にご夫婦も大笑い。

でも今回は片付けの最中に見つかったからよいものの、もし間違って他の書類に紛れて捨てていたりし

事件簿③ 恐怖!箱だらけの家

転勤族のA様ご一家はかわいい娘さんとの3人暮らし。
ですが、3人では多すぎる部屋数の家を借りて住んでいました。

なぜかというと、一つの部屋は丸々「空き箱」で埋まっていたからです!

娘さんのために買ったおもちゃや三輪車の空き箱など、商品が入っていた「箱」を全て捨てずにとっておいたために部屋は空き箱で塞がれ、 転勤で家を探す際にも広い家を探すのにとても苦労されていたそうです。

A様ご一家には思い切って空き箱は手放すようにアドバイス。

それまで「売る時に箱がある方が値段が高いかも?」と思っていましたが、箱を手放したことで次の転勤先ではお部屋のサイズダウンができ、 家賃がかなり安くなったと喜ばれていました。

箱付きで売って少し徳をするために毎月家賃に余分な倉庫代を上乗せして暮らしていたようなものだったんですね。

家賃の損失が改善されて本当によかったです。

事件簿④ つい比べてしまうママ友問題。自己肯定感が下がりきったママの行動とは?

「同じマンションのママ友の家はスッキリ片付いていて我が家はこんな状態。
家族構成だって一緒なのに、なぜなんでしょう…?」と半泣きで片付けの依頼をいただいたお客様。

片づけができないということで自分はダメなママだ、とすっかり自信を無くして自己肯定感が低くなってしまっていました。

でも大丈夫。

ちゃんと家の中の収納空間から見直して不要なモノを手放す習慣がつけば、複雑な収納技術なんて持っていなくても家の中は自然に片付いていきます。

このお客様もお家の中がスッキリしていくにつれてどんどん自己肯定感が回復していきました。

自己肯定感や自信をお金で買うのは難しいですが、不要なモノを手放していくことで人は幸せになっていけるなんて、片づけって本当に素晴らしいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
片付けのプロが見た汚部屋事件簿4つでした。
片付けは、目の前の景色だけではなく人生まで変えてくれるような一つの「体験」です。
ぜひ目の前の汚部屋を放置してしまっている方も心機一転、片付けにチャレンジしてみてくださいね。
応援しています。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

整理収納アドバイザー
Fujinao

「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。 オフィシャルブログ「片づけの力」

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