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家具選びの前に知っておきたい基礎知識

家具を買いに行って、気に入った家具を部屋に置いてみたけど、

「なんだかしっくりこない」
「部屋の雰囲気に合わない」
「他の家具とのバランスがチグハグ」


なんてことありませんか?

家具は頻繁に買い替えるものでもないし、失敗したくないですよね。
購入する前には、事前準備をしたり、基礎知識を知っておくと、家具選びに失敗せずに、理想のお部屋をつくることができます。

今回は、
「家具購入の前にぜひしておきたい2つのこと」「インテリアカラーの黄金比率70:25:5」
をお伝えしたいと思います。

家具購入の前にぜひしておきたい2つのこと

家具購入の事前準備で、ぜひしていただきたい2つのことがあります。

1つ目は、「どんな部屋に住みたいか、どんな暮らしをしたいかイメージを固めること」
早く家具を買いたい気持ちを抑えて、まずは「好きなインテリアテイスト」「こんな暮らしをしたい」というイメージを、書き出したり、写真を集めてみましょう。

せっかくお部屋に新しい風を吹き込むのですから、自分の憧れのインテリアになるように、そして、生活がしやすい家具がいいですよね。

頭の中だけで考えていると、色々なイメージが頭に浮かんできて、まとまらなかったり、その状態で家具を見に行っても、目移りしてしまって、失敗の原因になります。




そして2つ目は、「今のお部屋の現状を把握すること」

家具を買って失敗する理由として、下の3つが多いんじゃないでしょうか?

① サイズが合わない
② 色が合わない
③ テイストが合わない


これは、お部屋の現状を把握しなかったことが原因です。

① サイズが合わない、の改善策


…「家具を買いに行く前に、お部屋の寸法を測って、どの位の大きさの家具だったら置けるのか把握しておく。」

② 色が合わない、の改善策


…「床や壁、今部屋にある家具の色を把握しておく。」

③ テイストが合わない、の改善策


…「今部屋にある家具の素材や形を把握しておく。」

そして、 「どんなインテリアテイストの部屋にしたいのか」 を考えておくと、色や素材や形のイメージが掴みやすくなります。

最近は、インターネットでも家具の写真や商品説明が充実していたり、購入した方の口コミもあるので、購入しやすいですよね。
もちろん、実際にお店に行って、座り心地や素材感やサイズを確認できれば、より安心感があります。

また、サイズについての補足ですが、大きな家具を選ぶときには、部屋の寸法だけでなく、搬入経路の寸法も大切です。
「色々悩んで家具を決めて、いざ搬入しようと思ったら、できなかった」は悲しいですよね。
特にマンションやアパートでのエレベーターや階段、通路の寸法は要注意なので、ぜひチェックしてください。

インテリアカラーの黄金比率70:25:5

インテリアに取り入れる色には、黄金比率があります。
お部屋をバランスよく素敵に見せる色の比率で、3つに分けられます。


① ベースカラー   70%
② メインカラー   25%
③ アクセントカラー 5%




詳しく見ていきましょう。

① ベースカラー 70%


壁や床などの大きな面積を占める色です。
空間の印象を左右する基調となる色で、壁はホワイトやベージュなどの空間が広く明るく見える色が多く使われ、床は茶色系の色が多く取り入れられています。

② メインカラー 25%


カーテンなどのウインドウトリートメントやソファ、ラグなどの大きな家具の色です。
メインカラーは部屋の主役になる色なので、ベースカラーとの相性も考慮しつつ、自分の好きな色や演出したい空間のイメージに合う色を選びましょう。

③ アクセントカラー 5%


クッションやアート、小物や植物などのアクセントになる色です。
空間の引き立て役なので、ベースカラーの反対色になるような色や、目を惹くような色などを取り入れるとメリハリのある空間になります。

いくつか例を見てみましょう。

ベースカラーは、壁の薄いグレー、そして床のブラウン。
メインカラーは、ソファのネイビー。
アクセントは、ホワイトとグリーン。

ナチュラルな空間に、落ち着いたネイビーが主役、ホワイトとグリーンで爽やかな印象の空間になります。




メインカラーのソファがベージュになると、ネイビーよりも軽やかな印象になって、お部屋の雰囲気が変わります。

よく木部の色の組み合わせ方のご質問をいただきますが、木は濃い色から明るい色まで様々です。



統一感のある雰囲気にしたい場合は、床と同じような色か、違う場合でも、置いてある家具の色を統一することで、バランスのいい空間になります。

写真は、明るい茶色の床と家具は濃い茶色の組合せ。



さらにラグを組み合わせると、メインカラーとして部屋の主役の役割と、床と家具の色の違いを上手にまとめてくれます。

写真は、濃い茶色の床と明るい茶色と白い家具の組合せ。
グリーンのラグがあることで、空間としてのまとまりができます。



ベースカラーは、壁のホワイトと床のグレー。
メインカラーは、ソファのレッド。
アクセントカラーは、ブラックとグリーン。

シンプルな内装に、ソファのレッドが主役で、アクセントのブラックで空間が引き締まります。

まとめ

今回のテーマである「家具」は、メインカラーやアクセントカラーのお部屋の主役か引き立て役になる、とても重要なアイテムです。

「家具購入の前にぜひしておきたい2つのこと」
「インテリアカラーの黄金比率70:25:5」


この2つを踏まえることで、失敗しない家具選びと、自分らしい理想のインテリアをつくることができます。ぜひ実践してみてください。

Lucourire[ルクリール]
大高美紀

憧れの海外インテリアや美しい住まいで、
笑顔溢れる豊かな暮らし
空間デザイン・インテリアコーディネート http://lucourire.com/

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